学会記事(2014-15年度)

 

1.年次大会

 32回大会は、「地方創生と地方自治」を統一論題として、2015919日(土)と20日(日)の両日、沖縄国際大学で開催されました。114名(うち会員76名)の参加を得て、盛会のうちに終了しました。その成果は、次号の学会誌で公表される予定です。大会を準備された沖縄国際大学の関係者、実行委員の皆さん、そして、すべての参加者の皆さんに感謝申し上げます。

 なお、第33回大会は、2016917日(土)・18日(日)、和光大学で開催される予定です。また、2017年に開催される第34回大会は、広島大学の予定です。

 

2.学会賞(2015年)審査結果

 会員総会(2015919日開催)において、次のように学会賞の審査結果が発表されました。なお、審査内容については、当学会のホームページと学会誌に公表します。

 著作部門

   石田和之(徳島大学)『地方税の安定性』(商学研究叢書1)

成文堂 2015320日発行 ;ISBM978-4-7923-4253-1

論文部門

 圓生和之(名古屋商科大学)「地方外郭団体職員の給与水準に関する経済分析」

日本地方自治研究学会誌『地方自治研究』Vol.29  No.2201411

 

3.研究部会

 会員総会(2015919日開催)において、以下の研究部会の発足が承認されました。

研究課題:人口減少時代における地域活力の維持と承継について

研究目的:人口減少及び少子化、高齢化の一層の進行は、労働力人口の減少や、消費活動の低迷、地域コミュニティ機能の低下など、地域の社会経済に様々な影響を及ぼす。この現状を直視し、多様な分野間での連携を軸に地域資源を最大限に活用し、人口減少スピードを少しでも緩やかにするとともに、「人口減少社会」への対応を着実に進めていくことが求められている。そこで、こうした人口減少社会において、地域存続の源として「地域活力」に着目し、その維持・承継について、主に観光分野を対象に、具体的な地域事例から検討し、地域活力の望まれる姿とその可能性を示すことを目的とする。

研究組織:和田 尚久(東洋大学国際地域学部教授)【研究代表者】

黒須  潤(三育学院大学教授)

和田佐英子(宇都宮共和大学子ども生活学部教授)

梅村  仁(文教大学経営学部教授)

安本 宗春(東北福祉大学講師)

宇田川大介(東洋大学大学院国際観光学研究科国際観光学専攻博士後期課程)

 

4.決算(2014-15年度)

 会員総会(2015919日開催)において、2014-15年度の決算は原案通り承認されました。

 

5.予算(2015-16年度)

会員総会(2015919日開催)において、2015-16年度の予算は原案通り承認されました。

 

6.学会賞審査細則の改正

 会員総会(2015919日開催)において、学会賞審査細則の一部改正が承認されました。改正理由は、学会が責任をもって編集した論文集に掲載された研究論文は、学会を代表する研究成果といえ、これを学会賞 論文部門の審査対象に加えるためです。

 

現行細則

1 審査対象

論文部門 会員総会前に発行された直近2

        号の学会誌に掲載された査読付

        研究論文に限定する。

 

 

著作部門  著作とは、ISBN(国際標準図

     書番号)またはISSN(国際標準

     逐次刊行物番号)が付されたもの

     である。なお、会員総会の前年の

     11日以降に発表されたものに

     限定する。

以下省略

1 審査対象

論文部門 会員総会前に発行された直近2

        号の学会誌に掲載された査読付

        研究論文および同時期に発行された学会編集の論文集に掲載された研究論文に限定する。

著作部門 (略)