学会記事(2009-10年度)

 

1.年次大会

 第27回大会は、「地方分権と地域経済の活性化」を統一論題として、2010年9月18日(土)と19日(日)の両日、城西大学で開催されました。会員の参加者は116名であり、特別講演の聴衆は413名、ネットライブ中継視聴者は105名でした。大会を準備された城西大学の関係者、実行委員の皆さん、そして、すべての参加者の皆さんに感謝申し上げます。

 なお、第28回大会は、2011年10月1日(土)・2日(日)、関西大学(大阪府吹田市)で開催される予定です。

 

2.学会賞(2010年)審査結果

 2010年9月18日に開催された会員総会において、次のように学会賞の審査結果が発表されました。なお、審査内容については、当学会のホームページと学会誌に公表します。

著作部門:該当なし

 論文部門:藤田昌弘(大手前大学)

  「官民連携地域ポータルサイトにおける信用の源泉に関する考察と

     行政情報アクセスの実証分析」

   『地方自治研究』第25巻第1号、2010年3月)

 

3.研究部会(2010-11年度)

 2010-11年度の研究部会は、次の2グループに決定しました。なお、研究成果は、本年の年次大会(関西大学)で報告されます。

 研究課題:「地域活性化の現代的展開」

研究目的:国の財政運営の悪化、地方分権化の流れの中で、全国統一の基準に従って

     補助金を分配するトップダウンの考え方から、地方の提案内容を基に国が

支援するボトムアップの考え方へと方針転換を迫られており、地域資源を

活用した地域活性化の課題を明らかにします。

 研究組織:千代原亮一(大阪成蹊大学)【研究責任者】

宮下真一(関西大学)

脇坂 徹(関西大学(非常勤))

 

研究課題:「地域振興と大学教育、および産学官連携に関する理論的・実証的研究」

研究目的:地域を取り巻く環境が厳しさを増す中、大学教育においても地域や産業界、

地方自治体との連携の必要性が高まってきている。地域振興と大学教育、

産学官連携に関わってきたメンバーを中心に、実践・理論を通じた現状把

握、理論分析、政策提言を行います。

 研究組織:安田信之助(城西大学)【研究責任者】

石井雅章(城西大学)

勝浦信幸(鶴ヶ島市役所)

末永啓一郎(城西大学)

 

4.決算(2009-10年度)

 2010年9月18日に開催された会員総会において、2009-10年度の決算は原案通り承認されました。

 

5.予算(2010-11年度)

2010年9月18日に開催された会員総会において、2010-11年度の予算は原案通り承認されました。

 

6.研究倫理規定検討委員会の設置

倫理規定について引き続き検討するため、次の構成による委員会を設置しました。

委員長:小松 陽一

委 員:池宮城秀正 橋本行史 千葉貴律 林 昌彦

 

7.地方自治研究編集規定の改正

 機関リポジトリの許諾請求に応えるため、次の条項を追加しました。

10.機関リポジトリ登録、公開の許諾

  本誌に掲載された論文等について、著者が所属する機関(大学・企業・研究機関等)より、本会に対して機関リポジトリへ登録し公開することの許諾請求がなされた場合、フッタ(誌名、巻・号、発行年月)を含めて電子ファイル化することを条件に許可する。」